「あなたのため、ですよ!」

1000人の子どもたちへの
皆既月食@フリーミール
が終了し、
本日、
1100人への
金環日食@フリーミールが施される。

日食や月食が見られる場合、
インド占星術では、
  日食は消化力に、
  
  月食は精神面
影響があると言われる。
その場合、
日食や月食になる時間は、
それらの時間を避けて、食事をしたり、
その時間帯には瞑想などをした方がいいと言われる。
本日の日食は
日本では見られないので、食事に注意しなくともいいが
地球のどこかで確実に「食」が起こっているので
地球が影響している。
太陽が隠れる日食は「消化力」。
消化力といえば、胃などの消化器官
そのおなかにあるチャクラ(マニプラ・チャクラ)は、
太陽神経叢(たいようしんけいそう)
という。
そう、
呼称の如く
消化には「太陽」が必要なのだと。
おなか(特に腸)は、「第二の脳」というくらい
ここの働きなくして脳細胞は正常に働かない。
そして、前回も書いたが
インドの子どもたちの消化力は、とてつもない。
男の子で「1Kg」ごはんを食べてしまう。
しかして、普段の食事がこのような猫飯なので
画像

消化したくても、もの足りない。
今回もたくさんの子どもたちに
お腹いっぱい食べてもらえることだろう。
話は変わって、
フリーミールの申込みフォームのこと。
以前から、
 「この申込みフォームの意味がイマイチわかりません」
というメールはいただいていた。
わからない箇所は空欄もしくは
適当に記入いただいても、
不明な点はこちらから問い合わせを
させていただくことで解決していた。
この時点では、
ナニがフォームの混乱ポイントなのか
わたし自体がわかっていなかった。
そして、
今回の日食@~で解決した。
こちら視点のフォームだということが!
寄付するということは、
  「あんた(する側)のため、だよ!」

と、いつも周囲に言っているゆえ
それが前提となっていた。
以下、依頼者とわたしとのやり取り
ーーーーーーーーーーー
依頼者:
> 金環日食のフリーミールの寄付を申し込みします。
> 申込書途中まで入力しましたが、
> 対象者の名前の記入でつまずきまして、
> 直接メールで申込みました。対象者とは?

わたしの返信:
わかりにくいフォームで申し訳ありません。
対象者、とは
申込者(依頼者)は自分ですが、
“ 誰のため ” にフリーミール(積徳)したいか、です。
   ・○○家なのか
   ・○○さん、ご本人(個人名)なのか
   ・家族の特定のどなたか(個人名)、なのか
   ・知人・友人(個人名)なのか

という意味です。
それをお知らせください。
依頼者:
> 対象者の意味わかりました。
> 必要としている子どもたちにと
> 思っていたので、そこまで考えませんでした。
> 寄付金:3万円に変更します。

ーーーーーーー
以上。
ごもっともな質問。
空腹を満たすためだけの
栄養不足で病気になりがちな
インドの子どもたちに少しでも喜んで
いただきたい、
その想いが第一!
ついでに
施す側(あなた)にも、
喜びの波動(エネルギー)が循環しますよ。

ということ。
これは、
シュリ・サティア・サイババ アシュラムで見る
   Help ever Hurt Never」

   助ける人生、苦しみなし

という
 積徳、チャリティ、セヴァの真の意味。
インドでは当たり前のマインドなので
つい日本でも当然、
という
わたしの
インドマインドが犯した
皆さんへの混乱でした。
大変、申し訳ありません!
フリーミール時の
登場人物は以下。
  1:申込者(あなた)
  2:対象者(提供者)積徳する方
  3:被提供者(インドの子どもたち)

申込者と対象者が同一の場合と違う場合が
あるので、このようにしています。
詳しくはこれ ⇒ 
そして、記念日(誕生日、結婚記念日、合格など)
の対象者は、個人ですが、
地球の替わり目の対象者とは
狭義的には積徳する自分だが、
広義的な意味では
  The  Earth

母なる大地、「地球」さん
そして、そこに住まう地球人すべて、です。
 地球の替わり目(新月、満月、立春、冬至など)の
 フリーミールの対象者欄には
 「地球」と
明記される方もいらっしゃいます。
日食の日に、未消化だった
フリーミール・フォームもひとつ消化されたようだ。
では、本日の日食、
地球さんのために
そして我われができる
可能な限りの「善事」を心がけましょう。

アナログ同士の深刻な会話

カメラの日付け問題で
まるで
犯罪者かのような容疑をかけられたガイド。
その記事を読まれた方から
「カンタンに、日付けはセットし直せますよ♪」

と、応援メッセージまで届いた。
ガイドに負けないくらい
アナログ人間なわたしも、一緒に考え込んでいた。
フリーミールを始めた当初
デジカメも触ったことのないインド人に
撮影のイロハをまず教える。
次は、メールで写真を送るやり方。
しかして
あんなにちゃんと教えたのに
Lサイズの
バカデカイ画像を何十枚も添付してきた。
しかも一枚一枚、メール添付して
何通にもわけて・・・
ダウンロードだけでも数時間かかる。
    小さいサイズで送って
との要望が、まず通じない。
「小さくするとナニも映らない」
と。
画素数を小さく、という意味が理解できないのだ。
とにかく、最初は「写真を撮って送る」
という作業を
教えるだけなのに、それがひと苦労だった。
目の前でやって見せなければ
メールではナニも通じない。
そして最後がこれ、撮影日の調整。
大学に行くため
遠く離れたところで暮らしている息子が
実家に帰ってくるときだけ
フリーミール撮影を手伝ってくれるのだが
このときだけ、撮影日はアジャストされていた。
50代のガイド夫妻が担当すると
バッテリーが抜かれていた期間だけ
日にちが後退したというわけ。
やれやれ。
最新技術に振り回されながらも
よく、やりこなしてくれている。
日本側のわがままな要求に
子どもたちも巻き込んだ セヴァを
半分たのしんでくれていると信じたい。

インド国 真の食べもの事情 その5

翌日、
まんじりともせぬまま 一夜を過ごし
カメラ持参で わたしの泊まるホテルに
やってきたガイド。
「原因が、ようやくわかったよ・・・
 カメラを使用しないで保管しているとき
 本体からリチュウム電池を外すようにしている。
 そうしないと、いざ撮影するとき
 バッテリーがすぐショートするからね」

    !!!!!!!!!
なんてこった。
こんな単純なコトだったのか!!
カメラ本体からバッテリーを抜くということは
いっさいの電源が供給されなくなるということ。
当然、日付けの更新は、なされない。

PCから
バッテリーを外すと起こる同じ現象である。
わたしも以前、インドで、
前夜にフル充電しておいた
カメラのバッテリーが、
使う段階で
すべてショートしていた経験がある。
慌てて、
予備の替えバッテリーをホテルまで取りにいった。
それ以来、インドでは必ず予備バッテリーを
持ち歩くことにしている。
また
7 年前の夏、
10人くらい日本の支援者を
北インドのデリー施設ADFに視察しに
連れて行ったときのこと。
その夜、皆が泊まったゲストルームが
停電になった。
孤児院のゲストルームに
エアコンなど、ない。
しかも
停電のため天井にある
ファン(扇風機)まで止まってしまった。

まるで
蒸し風呂状態と化した部屋で
初夜のインドを過ごした支援者たちは
一睡もできなかったばかりか
外に出て、涼むしかなかった。
だが、ここで
もうひとつの落とし穴があった。
身体は外に避難したが
荷物は
灼熱とした部屋の中に置いたまま。
インド旅行にと、10万円も奮発して購入
したカメラが、
一夜にして作動しなくなった。
(保証で、帰国後、取り替えてもらった)
携帯電話が動かなくなった方もいた。
(これは日本に帰国後、動いた)
すべて、熱気ゆえ、である。
わたしは渡印中
宿はホテルなので
一応、エアコンがある。
また停電になっても
ホテルの自家発電が作動してくれる。
しかし、
一般のインド家庭に住むガイドは
夏、摂氏45度以上の気温だろうと
エアコンがないどころか
日に、長いときは8時間もの停電がある。
そのときは、ファンも使えない。
冷蔵庫が家庭にない理由もこれ。
あっても機能しないのである。
今どきの
田舎のインド風景は
50年前の日本のような環境に
携帯を持ったヒトが、裸足で歩いている、
という感じ。
ひと言でいうと
最新テクノロジーを操る原始人

みたいな。
そして、この新テク機器は
実にデリケートだ。
ちょっとした気温の変化で
うまく作動しなくなる。
さてさて
撮影日が違ってしまう原因が
バッテリーを抜くことにあると
解明したのはいいが、
さあ困った。
これを今後
どう解決したらいいものか。
日付け更新のためだけに
電気が垂れ流しになるバッテリーを
そのままカメラ本体に入れておくことも懸念される。
何はともあれ、
メールで指摘くださった依頼者に
この現実を一秒でも早く知らせたくて
その場で国際電話をかけてみた。
   で、今後どうしたらいいでしょう?
   なにか、いいアイデアがあれば教えてください!
依頼者にすがってみた。
「そういう場合は、こうしたらいいよ。
 朝、新聞が発売されるでしょ。
 まず、新聞の日付けを撮ってから
 フリーミールに行けばいい。
 よくこれは、誘拐犯が使う手だよ。
 その日の新聞と一緒に人質を写して
【まだ、生きてるぞ】ってやる、あれ

   スゴイ、それは!!
この方法をガイドに伝えると
「ナイス・アイディア!」
と、目を丸くしながら、
大声で笑い出した。
「前日でも後日でもなく、
 
 ジャストその日ってことがわかるね!」
   ふ~
これにて一件落着。
【喰】のフリーミールで
はじめて、解放劇がなかったと思いきや
こんな開眼劇があろうとは
なんともいえない悲鳴である。
一瞬どうしようかと思ったが
一番苦しんだのは
日本からの疑惑が払拭されないまま、
この大変なセヴァ(奉仕)を
一手に引き受けているガイドだ。

これが、晴れたのだ。
なんという祝福か。
これぞ、いつもガイドが口にしている
Because of you!
「キミのお陰」 なのかもしれない。
わたしが今回
現場に立ち会ったことによる
副産物であろうか。
この世に
偶然はない、すべてヒツゼン。
依頼者からの指摘が、
このタイミングでなければ
ガイドが寝ずに
原因追究することなど、なかったかもしれない。
フリーミール時に引き起こされる
解放劇とは、
積徳(善き行い)により
光が注がれることで
今まで内側に溜まっていた
「膿」という現象が
外側に出ること=デトックスである

曖昧になっていた日付け問題が
キレイに解決されたのだ。
これは、
ギビング・ハンズ、依頼者、
本業を少なくして、セヴァに生きるガイド
皆にとって気持ちのいい状態となった。
疑問がなくなった
ガイドが
今後ますます増えるであろう、フリーミール活動に
嬉々と勤しんでくれることを祈りつつ
本日 夜、北インドに向けて岐路に就く。
まだ、始まったばかりの2014年。
後半には
木星と土星の大移動が待っている。
この恩恵が、ガイドをはじめとする
セヴァ(奉仕)を引き受けてくれている
インドの皆さんに大量に注がれますように!
もちろん、日本の皆さんにも!!

インド国 真の食べもの事情 その4

そのメールは
春分の3月21日に施されたであろう
フリーミール写真を開くと
日付が3月14日に表示されている
という内容のもの。
   これか・・・
これは、今回だけでなく
以前からあった問題である。
今まで日本側のスタッフが気づき
   指定日に本当に実施しているのか?

と強く問い質していた。
「間違いない!」
毎回、力説するガイド。
「30人(10,000円)未満の依頼は
指定日以外に実施するが、
30人以上の指定日の場合は
祭日でない限り(子どもが集まらない)、
必ず!! その日にやる。
まして、
多くが参加する春分など地球規模の、
替わり目@フリーミールを
別の日に実施するなんていう、
そんな、重たいシン(罪)になるようなこと
できるわけないでしょ」
   では、
   なぜ写真撮影した日付が違うのか?
「原因がわからないから、困っている。
メカに強いSEの息子に何度も日付けを
調整してもらったが、すぐに狂ってしまうのだ」

確かに彼は
誕生日の3日前の依頼でも引き受けてくれるのだが
そのとき送られてきた写真が
やはり別の日付けだったこともある。
これらをみると
完全にカメラの問題であることは理解してはいる。
しかし、スタッフからの指摘ではなく
今回は依頼者からの疑問として届いている。
日付け指定したはずなのに
記録が別の日になっているというのは
どうにも釈然としないものである。
ガイドとは
10年来のビジネスパートナーである。
わたしが、ここインドで、
NPOはじめ
他のインド人となんらかの仕事を一緒にするときの
確たる姿勢を、ガイドとして彼はよく観ている。
相手から少しでも、不誠実さが見えてくると
即、パートナシップを解除する。

わたしに限って
「ラストチャンス」という、日本的な温情など、ない。

わたしの「あり方」を
彼はよく熟知しているはず。
たとえ
わたしに分からないところで
イカサマして得したとしても
たちまち天から
振り出しに戻されることになる

ということも、他の例で目の当たりにしている。
「誠実さ」が
わたしとの関係性で
すべてのカギということもわかっている。
なので、
こんな子どものような
小賢しい細工で、すべてを失う
かもしれないようなことをしても、まったく割に合わない。
なのに、
いったい
これはどう解釈したらいいのか。
続いて解説するガイド
「もう、どんなに調整しても直らないから
とうとう、新しくカメラを買ったよ」
    あ、それでか!
日本側以上にインド側は
悩みに悩んだあげく
自腹を切って
新カメラ購入
という策に出たのである。
「これからは、その問題は起きないはず!」
まるで
日本から持ち込んだカメラが悪い
と言わんばかりだ。
通常、フリーミールを実施した夜
長時間の停電でもない限り
ガイドはその日撮影した写真を
日本担当者にメール送信することになっている。
15日の月食フリーミールも同様、
新しいカメラで撮影された写真が日本に送られた。
しかして、
そこには、ショッキングな現象が待っていた。
わたしが現地入りし、目の前で撮影されたはずの
その写真の日付けが、
な・ん・と
前日の「14日」に表示されていたのだ!!

唖然としたガイド。
カメラが原因だとばかり思っていたのが
違ったのである。
言葉が出ない。
その後、ガイドは
原因追求のため、眠れない夜を過ごすことに。
             つづく・・・

インド国 真の食べもの事情 その3

月食 数日前。
日本における駆け込みフリーミール依頼者が
急増したので、
インドでのフリーミールを実施する
学校を変えることに。
地球の「替わり目」に、
地球人として施すフリーミールは
多くが一緒に依頼するため
施される子どもたちの人数も
数百、数千人単位となる。
ガイドは、依頼人数をあらかじめ予測し
その規模に応じた学校を、ひとまず選ぶ。
しかして毎回、
想定外の数字がはじき出され
実施対象学校の
直前チェンジを余儀なくされる。
今回の月食もそう。
スタッフやボランティア含め
約1000人の食事を用意することになった。

わたしがいつも宿泊しているエリアから
100kmほど離れたマンモス学校が選ばれる。
「喰」のときのインド滞在は
これで2回目。
第一回は、南インドの聖地
ティルマンナマライで
サドゥ(修行者)たち500人に施された。
そして今回
「喰」滞在、第二回目である、
4月15日を迎える。
100km先の学校なので
前日の朝から現場入りし、
学校に設備されている食堂に
1000人分の材料を持ち込む。
当日早朝から調理に入り、
お昼には、ナンの問題もなく準備完了。
南インドの4月は、真夏である。
4月半ば~5月半ばまで
どこの学校も夏休みに入る。
その直前でのフリーミールは
学期末試験の最中に行なわれた。
試験が終わった子どもたちが
順次、食堂に集まってくる。
一度に食堂に入れる人数は
せいぜい、200人。
今回は
他校の生徒たちも呼んでいる。
交替で食する。
今回は
プロのカメラマンを雇い
フリーミールの動画を録画することに。
いつものカメラマンのガイドは
新しいカメラで静止画を撮影している。
  あれ?
  日本で買ってあげたカメラじゃないな
  壊れたのか・・・

と思いきや
反対側で奥さんが、
いつものカメラで撮影している。
  壊れたわけではなさそう
昼12時からスタートし、
施し終わったのが16時近く。

画像

まだ、
器には食事がたくさん残っている。
「あとは、ホステル(寄宿舎)の子たちが
 夜、180人ほど食べにやって来る分だよ」
ホステルの子たちは
2度美味しいというわけか。
子どもたちが食べている最中
ガイドに聞く。
  毎回「喰」フリーミールは
  アクシデントが付きものだが
  今回はナニかあったのか?
「Nothing, becouase of you!」
(ナニもない、キミのお陰でね!)

そう、ナニゴトもなく
すべて滞りなく進んだのである。
【わたしがいた お陰】、という
ガイドのリップサービスは置いておくにしろ
今まで起こった解放劇が、
あまりにも派手だったゆえ
静かすぎて、かえって不気味だ。
少し
耳を澄ましてみることに。
すると、
帰りのタクシーでチェックした
日本人依頼者からのメールで
いっぺんに気分が急降下して
いくことになる。
         つづく・・・

インド国 真の食べもの事情 その2

昨年秋からギビング・ハンズでは
365日宇宙銀行プロジェクト
なる、
毎日がフリーミール! を目指す
活動を強化している。
皆さんのご協力のおかげで、
現地ではほぼ毎日のようにフリーミールが
施されるようになった。
今までフリーミール隊長は
ガイドの奥さんだったので、さっそく彼女に
増えた依頼を適宜に こなせているか聞いてみた。
すると横からガイドが
「今はボクも一緒に調理をし、
   
   現場にも行っているよ」
  え? だってあなた、
  仕事(通訳・翻訳)しなくていいの?
「もう、本業は最小限にしたのさ。
 こっちのフリーミール活動は、
 なんといっても【プールマ・プンニャ】だからね」
プールマ・プンニャ(過去世の功徳)ゆえに
今生、他を生かす仕事ができる、というしくみ。

せっかく今生「も」積徳ができるチャンスが
あるのに、そうでない活動に時間を費やして
いる場合じゃない、というのが彼の見解。
ちょうどガイドの娘さんが今年、
医学生を卒業し、無事、医師免許を取得して
病院勤務をはじめたので、
親である彼の、学費負担がなくなった。
あとは育てた子どもたちが結婚することで
親としての義務は終わる。
普通インド人は、この段階になってから
チャリティ活動やスピリチュアル活動を
本格的に開始する。
彼は
少し早い年齢でそれが訪れたということ。
さて、
15日の皆既月食@フリーミールは
900人の生徒たちに施される。
その準備は、いつも前日から行なわれる。
            つづく・・・

インド国 真の食べもの事情 その1

「驚いたよ! フリーミール時に
  男子生徒は一回で
   ご飯を1Kg も平らげるんだ」

  !!!
フリーミール隊長でもあるガイド自身が
その光景にいつも、驚嘆してるという。
  1kgって、いったい何合?
と思いつつ
  男子生徒って、歳はいくつ?
と質問してみた。
「14,5歳」
  中学生ね
画像

確かにフリーミール現場に立ち会うと
3,4歳の小さな子どもでさえ
わたしの食事量の3倍は平らげる。
以前から隊長が
「フリーミール時は施す人数の1.5倍
 
 の材料で食事を用意する」
と言っていたが
いくら食べ盛りとはいえ、1kgね。
インド渡航歴13年のわたしは
それなりのホテルで供する
ランチ(ミール)の値段を知っている。
フリーミールで施される食事の材料費は
ホテルランチの2倍かかる。
なぜか。
それは単なる量が1.5倍だからではない。
依頼者に届けれらるフリーミール写真に
映る子どもたちは、
制服を着ているせいか
一見、貧しいようにみえない。
しかし現実は、
彼らが普段食しているランチ内容は、
日本でいう、
いわゆる猫飯(ねこまんま)。
日本のそれは
ご飯に味噌汁をぶっかけたものだが
ここインドでは、
ご飯にカレースープをかけたもの。
しかも中味は野菜2種類ほどに
ターメリックを入れただけのような
日本基準ではとても「カレー」とは
呼べない、いわゆるスープである。
もちろん学校の給食だけでなく
自宅での食事も似たようなもの。
つまり彼らにとっての食事とは
空腹を満たすために用意されたものであって
栄養素が考慮されるどころか、
味覚を喜ばすものでもない。

それゆえ栄養不足が原因で
子どもたちは病気になる。
今、フリーミール隊長は、食事を施すに
値する恵まれない学校を
150箇所にまで拡大し、ほぼ毎日、
自ら調理をし、子どもたちへ届ける
という仕事を引き受けてくれている。
各学校にフリーミールが施されるのは
3ヵ月に一回だが、どこの学校の生徒からも
「次はいつ?!」
と帰りに聞かれるという。
3ヵ月に一回の栄養満点の食事が
どれほど彼らの身体に影響あるかわからぬが
確実に心は喜びで満たされるであろう。
さらに
ギビング・ハンズがフリーミールに
選ぶ食材は、できるだけ
オーガニックショップで
無農薬・有機野菜を仕入れる。


そして
レストランなどの専門店に頼まず
できるだけスタッフ自ら調理することで
調味料もケミカルを避けている。
先日、アーユルヴェダ講師(日本人)の
誕生日に施されたフリーミールには
どんな食材が使われているかの
説明文と写真が送られてきた。
画像

まさに「食事が薬である」、という
アーユルヴェーダ概念にふさわしい
フリーミールをうちでは施している。
これもひとえに
インド人スタッフの為せる配慮である。
なぜ、彼は
そこまで徹底して行なえるのか?
しかもこの活動は
基本チャリティである。
           つづく・・・

14日、15日の太陽の暴走を防ごう!

怒涛のごとく過ぎゆく日本をあとに
インドに降り立ちひと息つくと
時はすでに4月。
早いもので昨日は
6歳になる孫の入学式。
季節の替わり目である不安定な時期のせいか
成田を発った日は極寒だったが、入学式も寒かったのか?
一変して、東京の家を出て24時間後に着く
南インドの4月は、真夏。
フリースを着て出た日本から
半袖に着替える。
いつものようにガイドの迎えで
インドの旅がはじまる。
2014年初の渡印。
さっそく今年の計画を話し合う。
それには、星の動きがポイントとなる。
 
  今年は
  
  6月に木星が高揚する「かに座」
  にトランジット(移動)するから、
  ちょっと楽しみだね♪
と、わたし。
間髪入れずにガイドは、
「いや! その前の4月、太陽が高揚するおひつじ座
トランジットを乗り切らねばならないぞ」

  !!
そうだった。
年に一度、太陽はおひつじ座を1ヵ月かけて巡り、
それは太陽がもっともパワフルになるとき。
これは毎年変わらない「佳き」現象だが、
今年に限っては
おひつじ座の180度反対に
土星が同様に高揚しててんびん座に鎮座
している。
高揚惑星同士の相互アスペクトは、
お互い最高パワーを放ってぶつかり合うので、
火花が飛び散るかのような危険がある。

この現象は30年に一度やってくる。
それが今年、2014年。
厳密な期間は
4月14日(月)11:07~5月15日(木)7:57

この間、自身のネータルチャート
(誕生ホロスコープ)が
おひつじ座にアセンダント(上昇宮)か
ラーシ(月の位置)にある方、もしくは
しし座がアセンダントもしくはラーシの方は
強烈なパワーの影響下にあると
インド占星術では言われている。
さらに
太陽がおひつじ座に入った14日翌日の
4月15日(火)、16:06~17:24 には
皆既月食(東日本で月出帯食)がある

まとめると
14日に太陽と土星が強烈な「にらめっこ」に入り
15日には太陽と月と地球が一直線になる月食となる。
これまた自身のネータルチャートの
お月様がてんびん座にある方
(厳密にはナクシャトラがチットラ)は
マントラを唱えたり積徳を心がけること。
もちろん毎年
ギビング・ハンズ恒例の「喰」フリーミールを
積徳一万倍として今回も執り行なう。
今年は例年にない凄いパワーが注がれるので
慎重に施さねばならない。
毎回カルマが解放する「喰」フリーミールで
ナニも事件が起こらなかったことがない。
 ⇒ 

どう言う意味かというと
一万倍の積徳と引き換えに、
フリーミールを施すたびに
現場では、壮大なカルマ解放劇が展開する。


そして今回の月食フリーミールには
わたしも現地入りしている。
きっと、
もっとも禊がれるのはわたし自身のはずなので、
今からナニが起こるかワクワクする。
その恩恵を一緒に受けたい方は
皆既月食@フリーミールに
ご参加ください。
 ⇒ お申込み ●ここ

4月13日まで受け付けます。
来月の15日まで「にらめっこ」が続く中
4月29日(火)に金環日食(日本では観られない)
もあるので、こちらも同様に
金環日食@フリーミールを施します。

4月25日まで受け付けます