驚いたよ!フリーミール時に
男の子は一回で
ご飯 1kg 平らげるんだ・・・
フリーミール隊長は毎回、中学生たちの旺盛な食欲に驚嘆しています。
・2022/2/4 NEW
◆重要な「お知らせ」◆
まず、近況報告です。
ご存知の通り2020年のコロナ禍により、
インド学校の休校にともない
「フリーミール」サービスを
休止したまま、2年が経過しました。
さらにギビング・ハンズの支援する
メイン施設ADFより
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外国からの支援金授受可能な承認証である
「FCRA」の2022年度の更新ができませんでした。
これは、マザーテレサの大手施設をはじめとする
6003団体がインド政府から却下されました。
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との連絡を受け取り
寄付金の
インドへの海外送金が「不可能」になりました。
ここからは、重要なお知らせです。
•フリーミール再開のメドが立たないこと
•インドへの送金が不可能になったこと
これを踏まえて
2022年2月末日を持ちまして、
ギビング・ハンズは
すべての活動を「休止」させていただくことになりました。
2007年にNPO法人として
ギビング・ハンズが設立されて以来、
末永く支えてくださった皆さま方に、
心から感謝の意を表します。
15年目を迎えられたのも、
ひとえに多くの皆さま方の
ご支援ご協力があったからに他なりません。
ギビング・ハンズ スタッフ一同より、
長い間の皆さま方の
温かいご支援に深く深く感謝申し上げます。
代表理事 小林 朋代
・2020/7/7
◆フリーミールの現状報告
フリーミールを施している南インドでは
まだロックダウンが続いております。
フリーミール・サービス再開のメドが立ち次第
お知らせさせていただきます。
詳しくは→ブログ
・2019/11/1
◆フリーミール、10周年!
【お申込み手続き方法のリニューアルと一食分の寄付額改訂について】
2009年からスタ-トした【粋な振る舞い】フリーミール活動は、
早いもので今年(2019年)で10年目を迎えます。
これまで大きなトラブルもなく、インド人スタッフの多大な協力の下ここまでやらせていただけたのも、
ひとえに施す側の皆様方の継続的なご支援のお陰です。
この場をお借りしましてスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
ただ今、お申込み手続きのプログラム改善をさせていただいています。
それに伴い、手続き方法など若干異なる点がありますが
よりシンプルにお申込みしていただけるかと思います。
※出来上がり次第、反映いたします。
さて、
この10年で現地インドの状況も大きく様変わりしました。
南アジアに位置する大国インドは、中国に次いで第2位の人口規模を誇ると同時に、
2018年では、世界第7位の経済規模を持つ経済大国のひとつになりました。
参考:https://world-note.com/india-economy-growth-features/
しかしながら、IT産業国、経済大国と謳われるものの、その恩恵を受けられる国民はほんの一握りです。
一般庶民や地方に住む貧しい人びとの暮らしは変わらず、
経済成長に伴う物価上昇がここ10年で高騰しており、暮らしはより逼迫しています。
ギビング・ハンズで提供させていただくフリーミールの食材や調味料は、
できるだけ良質のもの、そしてケミカルフリー(無添加)を心がけています。
つきましては、このような食材の高騰により、フリーミールを施すにあたり一食分の寄付額を、
11月1日より、300円 から 500円 にさせていただく運びとなりました。
ご支援いただいております皆様方の温かいご理解とご協力のほど、
今後ともよろしくお願いいたします。
・2014/11/2
フリーミールという言葉を初めて耳にしたのは今から10年前。所はインド。
驚いたよ!フリーミール時に
男の子は一回で
ご飯 1kg 平らげるんだ・・・
フリーミール隊長は毎回、中学生たちの旺盛な食欲に驚嘆しています。
確かにフリーミール現場に立ち会うと、3歳の子どもでさえ、
大人顔負けの量を平らげます。
フリーミール食材は、供する人数の1.5倍を用意します。
材料費は、ホテルのランチ値段の2倍です。
単なる量が1.5倍だからではありません。
移動費や調理人たちのお礼があるからでもありません。
みなさんに届けられるフリーミール写真の子どもたちは、
制服を着用しているので、一見、貧しいようにみえません。
しかし、彼らが普段摂っている食事内容は、
日本でいう、猫飯(ねこまんま)です。
日本のそれは、いわゆる、ご飯に味噌汁をかけたものですが
インドでは、ご飯にカレースープをかけたものです。
しかも具は、野菜2種類ほど。
そこにターメリックが交ぜられカレー色はしていますが
日本の基準では「カレー」とは呼べない汁モノ。
それは学校給食だけでなく、自宅でも同様です。
インドの貧しい子どもたちにとっての食事とは
空腹を満たすためのものであって
栄養はおろか
味覚を満足させるものではないのです。
それゆえ栄養不良で病気になる子どもが、あとを立ちません。
ギビング・ハンズでフリーミールを供せる学校は、現在150箇所。
毎日のようにスタッフ自ら調理し、子どもたちの学校へ届けます。
各学校を回れるのは3ヵ月に一度ですが、どこの学校に行っても子どもたちから
「次はいつ来るの?!」
と聞かれます。
わずか年4回の栄養食が
彼らの健康にどれほど影響を及ぼすかわかりませんが
子どもたちの味覚は満たされ
幸福感に浸っていることは間違いないでしょう。
そんなときの、子どもたちの笑顔をみるのが嬉しい。
長野県にある境小学校の子どもたちの集めた募金が、
フリーミールとして施されました。
ギビング・ハンズ理事のひとりがここで国際理解教育の授業で講演をさせていただきました。
小学生から英語の授業が導入された昨今、先生たちは単に机上の英語を教えるだけでなく、国際社会の現状を子どもたちに伝える必要があります。
その授業を企画くださった境小学校4年生担当の先生から、フリーミールを施す経緯を聞いてみました。
長野県諏訪郡富士見町立 境小学校4年生
坪井 美佳 先生より
小学校で外国語活動が始まり、4年生も英語を楽しみながら学習しています。
さらに、国際理解教育の一環として私自身の海外経験や、年に一度行われるインターナショナルデーを機会に国外へ目を向けられるような授業や活動を行ってきました。
こういった話は、おそらく憧れるような海外の一面です。
そのような時、
というものを学校の回覧で知り、授業を行うことにしました。 この授業を通して、学習したり、毎日の食事が食べられたりするなどの現在、自分たちが置かれている環境の「ありがたみ」を体験と共に学ぶことができました。
そのようなことをギビング・ハンズ理事の娘さんにお話する機会がありました。娘さんは、本校が英語活動でお世話になっている会社に勤務しています。時々、来校されていたのでこの話をすると、とても興味をもってくださり、お母様である理事にお話をされたそうです。
そして、お母様がボランティア活動をされているということでしたので、機会があればぜひ学校で講演をとお願いしていました。同時に「世界一大きな授業」を通して、日本の子どもたちが何かできることはないかと考えてきました。
それが「募金」でした。
春にクラス20名だけが集めた微々たるお金ですが、どのような機関へ託せばよいのか答えを出せないままずっと持っていました。いよいよ、理事の方が授業をしてくださることとなり、打ち合わせをしているときそこで目にしたのがフリーミールの写真です。
寄付したお金が、実際にどうなったか。
フリーミールのような【目で見える募金】というのはこれまで知らなかったので、その瞬間、ぜひ、ここへお願いしたいと思ったのです。
子どもたちがギビング・ハンズの理事へ手渡しして託したお金が、 「フリーミール」となり、インドの子どもたちの笑顔に変わった写真を目にして、クラスの子どもたちも驚きと喜びいっぱいとなりました。
少しでも世界の子どもたちのためになれたことを思うと、クラスとしても幸せな気持ちです。
これからも、世の中の平和と幸せを願っています。
フリーミール写真が境小学校4年生に届けられ、
そのお礼にと、日本の子どもたちからインドの子どもたちへ手紙を託しました。
以下はそれを受け取ったインドの子どもたちから届いた写真です。
無償の食事を子どもたちに!
そうやって世界がつながっていきます。
ギビング・ハンズが提供するフリーミールは
選ぶ食材にこだわり、できるだけオーガニックショップで
無農薬・有機野菜を仕入れるようにしています。
そして調理も専門店には頼まず、できるだけスタッフが調理することで
調味料もケミカルを避けています。
「食が薬、薬は食」
ナチュロパティ(自然療法)の考えです。