ギビング・ハンズとは?|世界の子どもたちの未来を応援する 特定非営利活動法人 ギビング・ハンズ
ギビングハンズとは ギビング・ハンズとは

ギビング・ハンズでは、身寄りのない子どもや児童労働、ストリート・チルドレン、 少年兵士、人身売買の危機にさらされている世界中の多くの子どもたちの権利と尊厳が守ら れ、素晴らしい可能性にあふれた能力が発揮できるよう、インド・ネパールをはじめとする発展途上国において、 子どもの教育向上を中心とした、衛生環境整備や女性権利の進歩、精神的障がいの克服などの総合的支援活動に取り組んでいます。

そして今後は、国際協力を通した日本の若者たちのメンタル・ケアが、 取り組むべき大きな課題となっています。

活動経緯

2001年頃、代表理事がインドに渡ってヴェーダ哲学を学んでいるとき、 現地の人々と接して感じた、貧しいから教育が受けられない、そして教養がないから職もないという “貧困と教育”の無限ループのように抜け出せない螺旋状態や、 宗教国という意味では精神性が高いであろう国民が、物質的貧しさから人を騙すことが食べていくため の手段という“物質と精神”の矛盾点などに直面しました。 そして、根底にある“貧困”に対して「何かできないものか」と考えさせられました。

その後、2004年12月26日『スマトラ沖地震』による津波災害に南インドで遭遇したことをきっかけに、現在の活動が スタートしました。その個人的活動がだんだんと広がり、2007年3月、内閣府より認証(府国生第216号)を受けて、 特定非営利活動法人ギビング・ハンズとなりました。

代表理事が20代の頃、発展途上国の貧しい子どもの援助をしていた経験から、 身寄りのない子どもや貧しい子どもの支援をしている施設を現地で探し、 その子どもを担当して彼らが成人になるまで経済的支援を続けるという、 チャイルド・サポーティング制度を取り入れることからギビング・ハンズの活動ははじまりました。 そこで目にした光景は、スラム街で暮らしながら、ゴミの中から換金できる『クズ拾い』 を糧にして生き延びている少年・少女たちの姿でした。

代表はそれまで慈善活動・人類平和などという崇高な精神があったわけではありません。 社会福祉や児童問題に日本で取り組んでいたわけでもありません。 まして教育関係者でもなく、国際協力になどまったく関係のない生活をしていました。

しかし、『見てしまった、知ってしまった』から、行動を起しただけなのです。 よく現場で活動している慈善家たちに「素晴らしいですね!」という言葉を投げかけると、 たいていの方からは「素晴らしいのではなく、大変な活動をやっているだけ。 ただ目の前のやらなければならないことをしているに過ぎません」という答えが返ってきます。

今でしたらその気持ちが理解できます。知ってしまった以上、“見て見ぬふりをする” という良心の呵責を抱えるより、“何かはできるはず”という選択で 動いているほうが自然だと感じ、今に至っています。つまり“気がついたらやっていた” ということです。

 

Vision

人々が自己の可能性と人間としての尊厳に気づき、自らの運命を創造できるようにすること。

Mission

1:発展途上国の恵まれない貧しい地域で活動し、人々が自らの可能性を伸ばせるよう鼓舞するとともに、自分たちの問題を自分たちで解決できるように支援する。

2:国内外において、多くの人々が社会のなかで人間として個々の使命を実現できるようにお手伝いする。

3:世界の異なる文化の人々と相互理解を深め、協力関係を築いていく。

Message --- 代表理事から ---

気がつくとはじめていたこの活動に、当初は戸惑いがなかったわけではありません。 心と行動が分離しながらも、目の前のできることに取り組んで参りました。

インドに通いはじめのころ目にした光景に、「なぜ、たった4、5歳の子どもが真っ黒になりながら 車がビュンビュン走る道路で、毎日物を売らなければならないのか?」「 なぜ、一家そろって路上生活を強いられなければならないのか?」「 なぜ、冬の0度くらいで凍死者が続出しなければならないのか?」「 なぜ、女性の2人に1人がこの時代に読み書きができないのか?」「 なぜ、自らの腕をわざと切り落としてまで“物乞い”をする必要があるのか?」「 なぜ、カーストが違うからとゴミを路上に放り投げてそのままにしている社会システムが成り立つのか?」 と、本当に疑問だらけでした。

そしてだんだんと、この国の政治体制、宗教・思想問題、カースト制度のメリット・デメリット、 極端な格差社会による貧困の連鎖、各州の言語と文化の違いなど、 さまざまな背景が見えてきて、ようやくその理由が理解できました。そして今後は、 どのような活動をどのように取り組んでいったらいいかを探求し、 本当に必要な支援は何かを実際現地まで赴き見極めながら、できるだけ最大限の支援活動を続けていきたいと思っています。

わたしは職業柄、ものごとは“運命”という目に見えないシナリオの中で動いていると認識しています。 だからどの国に生まれ、どのような環境に育ち、どんな過酷な被害に遭ったとしても、“宿命”という大きな枠の中で起こっているのだと捉えます。 そこには善いも悪いも、優位性もありません。しかし、“運命絶対論者”ではないので、“運命は変えられる”ものだとも確信しています。どんな厳しい状況でも助けられる人もいれば、 手を差し伸べられてもあきらめてしまう人もいます。それも運命の流れだとするならば、その中で最大限できることをやらせていただこうと思うのです。

2004年からはじめたこの活動も、今ではわたしのライフワークとしてしっかり定着しています。 その間、活動に賛同してくださった多くの方々のご協力を得て今日に至ったことを心から感謝いたします。 また、ギビング・ハンズを支援してくださる皆様の選択と熱い志しに敬意を表します。

世界情勢はより複雑になり、無意味な競争その他で疲弊する度合いも高まってきています。その反面、多角的視野からものごとを思索できる利点も増えたと言えるでしょう。ギビング・ハンズでは、時代に則したあらゆる視点から国際協力することで、世界中の子どもたちに明るい未来がもたらされることを期待しております。

全国からの皆様方のご協力に、心から御礼申し上げます。

今後とも温かいご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

特定非営利活動法人 ギビング・ハンズ

代表理事 小林 朋代

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